tilton cerametallic clutch

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tilton Clutch【チルトン クラッチ】

tilton racing cerametallic clutch

TiltonOTシリーズセラミックメタリック クラッチは、主にクラッチの調整が必要なレース用途向けに設計されています。OT シリーズ セラメタリック クラッチは、セラミックと金属材料の独自のブレンドを利用した4パドル ディスクを備えています。セラミック金属ディスクは焼結金属ディスクよりも厚いため、質量が増加することでより高い熱容量が得られます。

また、セラメタリッククラッチは焼結金属クラッチに比べて滑らかな締結特性を実現しています。

適応
ラリー、ショートトラックオフロード、クラブレースや走行会、ドラッグレース等に通常使用

セラメタリックレーシングクラッチの種類

celametallic

7.25インチ OT-II セラメタリックレーシングクラッチ

  • 7.25インチOT-IIセラメタリックレーシングクラッチは、主にクラッチの調整が必要なレース用途向けに設計
  • セラミックと金属材料の独自のブレンドを組み込んだ 4 つのパドルディスクが特徴
  • セラミック金属ディスクは焼結金属ディスクよりも厚く、質量が増加することでより高い熱容量が得られる
  • セラメタリッククラッチは焼結金属クラッチに比べて滑らかな締結特性を有する
  • オープン一体型クラッチカバーデザイン。動作温度を低くし、強度を高め、たわみを最小限に抑えて素早いシフトを可能にします
  • ダイヤフラムのバネレートは5種類から選択可能。幅広いトルク容量と解放荷重を提供し、用途に合わせてクラッチを調整します
  • クロムバナジウムダイヤフラムスプリングと設計されたプレッシャープレート形状。高いクランプ荷重対摩耗比、低いリリース荷重、素早いシフトを実現します
  • 高張力鋼製のプレッシャープレートとフロータープレート
  • 0.283インチ厚のフリクションディスク。優れた耐摩耗性を備え、高温にも耐えます
  • 硬化スチール製のスラストボタンは、圧力プレートとフロータープレートに滑らかで耐久性のある表面を提供します
  • ダイナミックなスピンバランス

技術解説

部位解説

用語解説

トルク容量とはクラッチが滑る前までクラッチが受けるエンジンのトルクのことです。

トルク容量の評価はクラッチメーカーによって異なります。トルク容量のレートに工業規格はないからです。

一般的にはTiltonのOTシリーズのクラッチは表示されているトルク容量を50%上回るまで滑りませんので表示数値は控えめです。一方、他のクラッチメーカーでは滑り出す時のトルクを記載して好印象を与えようとしていることもあります。同じメーカーの製品同士であればトルク容量の比較はできますが、他のメーカーとの直接比較はできません。

熱容量はクラッチが壊れたり、ダメージを受けたりするまでに耐えられる熱の量です。

熱はクラッチをつなぐとき(滑った時、調整しているとき)に発生します。その時に発生した熱の大部分はプレッシャープレート、フロータープレート、クラッチディスクに吸収されます。また一部の熱はフライホイールに吸収されます。クラッチの質量が大きいほど、より大きな熱、温度を吸収します。ブレーキやタイヤと同じく、温度が高いとダメージが大きくなります。

クラッチディスクの枚数が多くなると質量が大きくなり熱容量が大きくなって、トータルの温度域が低くなります。熱への安定性から、カーボンカーボンはダメージを受けるまでメタルより高温に耐えることができます。レーストラック(コース)は一般的にクラッチに負担がハードではありませんが、クラッチが滑りやすいパッドックやストリートでは温度が上がり、ダメージの多くを発生します。また、エンジンパワーが同じでも、車重の大きい車の方が軽い車より大きなクラッチ容量が必要です。

 

クラッチの使用寿命について。

径の小さいクラッチ、又はディスクの枚数が少ないクラッチは慣性モーメントが小さいので性能が上がります。
ディスクの枚数を増やす、または径を大きくすると摩擦面積が大きくなりクラッチの寿命が長くなります。
要するにクラッチの重量と寿命はトレードオフになります。

クラッチを切るために必要な力の事です。

荷重が低いほど、スラストベアリングへのストレスが小さくなりペダル踏力が小さくなります。

 

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